メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。
コロナウイルスをなめてもらっては困ります。
「全然重症化しないよ。風邪みたいなもんでしょ」と、テレビで若者たちがインタビューで答えます。
一方で医療の現場では、スタッフの家族たちが感染したり濃厚接触者になったりで勤務できず人手不足。
医師たちも診察の現場では常に濃厚接触にならないように、細心の注意を払います。
世の中全体が物事を甘くみていると痛い目にあいます。
最悪に備えて最善を尽くすのは医療現場の常識。
万全の体制を整えていれば、いざという時あわてふためくことはありません。
訪問診療、訪問看護も常にウイルスの脅威にさらされています。
いつも油断せず、患者さま、ご家族さまの体調不良に対し、より敏感に目を光らせます。
咳ひとつで、瞬間的に対応を決断しないといけません。
ほんの僅かな変化にも気づくことが、在宅医療に求められることです。
もし患者さま、ご家族さまにウイルス感染の気配があれば、直ちに戦闘モードに入ります。
N95マスクを着用しガウンとキャップをかぶり、息を潜めて短時間で診察を行ないます。
私たちがウイルス感染するわけにはいきませんから。
私たちが倒れたら多くの患者さまの緩和治療ができなくなります。
それは許されません。
だからいつでも私たちは戦闘体制に入れるように準備しています。
コロナウイルスさんに、私たちをなめてもらっては困りますから。
人間の知恵を活かして、できるだけの対応をしていく。
医療従事者も介護事業者も、ウイルスから逃げることなんてできません。
こんな世の中ですので、完全撤退ではなく、常に状況を瞬時に判断し、臨機応変に対応していくのが最善策です。
お孫さんがコロナウイルスに感染し、順番に順番にご家族さまが感染しているお家にも、痛みのコントロールが必要な患者さまがいらっしゃれば訪問いたします。
電話での対応が可能であれば、電話でのご指導も行ないます。
しかしながら、継続的なモルヒネ注射をなさっている場合には、訪問して装置の確認や薬剤の補充を行なわないといけません。
そんな時は、患者さまが気づかって、私たちに「先生ごめんね。危ないから来なくていいよ」と、そう言ってくださいますが、その表情はがんの痛みで苦痛に歪んでいます。
完全防備で短時間でどのように疼痛コントロールをするのか。私たちの腕の見せ所。
とっても頭を使います。
限られた時間で最大の効果を上げることは昔から得意です。
ごく短い時間の勉強で最大限の点数を取る。
お受験や医師国家試験の手法が役に立ちます。
目標をはっきり定めて、最短時間で解決すれば良いのです。
目標は患者さまの苦痛を緩和すること。
私たちが感染しないこと。
簡単なことです。
でもなめてはいけません。
用意周到に準備し、何かアクシデントがあったとしても、「そうそう。それも想定内」って言えるようにあらゆるシミュレーションを行なっておきます。
外科医が手術前に何度も頭の中でシミュレーションを行なうのと一緒です。
しっかりシミュレーションをすれば、イメージ通りに物事は進みます。
オリンピック選手も自分が表彰台の一番高いところに登っている瞬間をイメージして、完璧にシミュレーションして金メダルを引き寄せます。
私たち医療従事者、介護事業者も一緒。
想定外のことは日常茶飯事。
「聞いてません。できません」は禁句。
日々、想定外のことすらも、すべて想定内に変えていく努力を惜しんではいけません。
みんなで共倒れしないように。
お互い医療・介護スタッフ同士の体調も気にしながら、感染対策をしっかりとして、みんなでこの世の中を乗り切っていきましょう。
どんな時も、下を向いていてはいけません。
患者さまはいつも目の前にいます。
泣いている元気のない患者さまを笑顔にしていこう。
メディ在宅クリニックをなめてもらっては困ります。
ウイルスや病気に、「このクリニック、たいしたことないな」なんて、なめてもらっては困ります。
だから、「私たちにはお引き受けできません」という言葉はメディの辞書にはありません。
がんの痛みや不安で苦しむ、どんな患者さまもお引き受けできるように、あらゆるシミュレーションをして準備しております。
お気軽にお声がけくださいませ。
病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。
どんなことにも在宅で対応できるってウワサですが本当ですか?
そのウワサ、本当です。
かなりのご要望にお応えできていると自負しております。
イメージとしては集中治療室の患者さまを、そのままご自宅でお引き受けする感じです。
気管切開のある患者さまの場合の、気管内吸引のご家族さまへのご指導を含めた看護師の対応。
そして在宅での気管切開チューブの交換が可能です。
おしゃべりが出来るようにスピーチカニューレというタイプに交換したり、唾液の多い方は吸引チューブがダブルで付いているタイプに切り替えたりもできます。
栄養の足りない方には、ご自宅で中心静脈カテーテルを留置することが可能です。
PICCカテーテルというものを用いて安全に行なうことができます。
ご家族さまの心配事の多くは、「全然ご飯を食べないんです」ということですから、点滴で栄養を補えればご家族さまも安心です。
白血病の患者さまは貧血や血小板不足に悩まされます。
毎週、濃厚赤血球や血小板を輸血することも可能です。
輸血のたびに病院に通うのは大変ですから私たちに出来ることは行ないます。
胸水、腹水はご自宅で超音波検査を行なって、お水を抜くことができます。
毎日のようにお水を抜く場合には、アスピレーションカテーテルというものを留置します。
このような救急外来で行なうこともご自宅で可能です。
「こんなことできる?」って聞かれると「できまーす」とお返事してしまうのが院長の困ったところであり良いところ。
「できまーす」と言ってから、それを実現させる方法をみんなで考えます。
そして結果的にスタッフ一同で力を合わせてできるようにしてしまいます。
ですから、「こんなことできるのかなー」って思ったら、一度私たちにご相談してみてくださいませ。
きっと「できまーす」ってお答えしますからね。
是非あなたも、ウワサを確かめてみてくださいね。
メディちゃんの4コマまんが
ワンポイントスキルアップ講座
Wordで目次を作成する方法
Wordで文章を作成する時に目次も一緒に作成することで、文章が読みやすくクリックすればすぐに該当の箇所へ移動することが可能です。
今回は便利な目次の作成方法について解説いたします。
【 目次を作成する 】
① 文章を作成します。
② 見出しにする箇所にカーソルを移動し、スタイルから 「見出し1」 をクリックします。
同時に複数の離れた箇所を設定する場合は、Ctrlキーを押しながら見出しにしたい箇所をドラッグで選択します。
③ 見出しにする箇所に、 「見出し1」 のスタイルが適用されました。
④ 目次を挿入したい箇所にカーソルを移動し、「参照設定」から「目次」をクリックします。
⑤ 気に入った目次のスタイルを選び、クリックします。
ここでは 「シンプル」 を適用してみます。
⑥ 目次が作成されました。
目次のタイトルをそれぞれクリックすると、該当する見出しへ移動することができます。
【 目次に連番を設定する 】
① Ctrlキーを押しながら見出しの箇所をドラッグで選択します。
② 数字のリストがある箇所の下矢印をクリックすると、以下の画像のように「リストライブラリ」が表示されます。
この中から好きなスタイルを選択して適用します。
③ 見出しの箇所の先頭に連番が設定されました。
メディちゃんの「やわらか頭体操」