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不法侵入もやむを得ません。

メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。

早くも2月ですね。

一瞬で、おとそ気分が抜けていきます。

月日が経つのが年々早くなっていきます。

2月は節分。

オニは外へ追い出さないといけません。

オニなんてほんとはどこにもいません。

いるとしたら私たちの心の中でしょうか…などと、上手いこと言ったつもりですがいかがですか。

オニは病気や悲しい出来事が連れてきます。

「なんで自分だけ病気になるんだ」「なんで自分だけ悲しい人生なんだ」「なんで、なんで」と、そんな想いがオニを連れてきます。

体調が悪くて、でも病院にも行きたくなくて、ご家族の方や地域の皆さまからご相談をいただき調子の悪い患者さまのお宅を初めて訪問することが多々あります。

ゴミと荷物が山のように積まれたお家。そのようなお家でも私たちはズンズン入っていきます。

「調子悪い」「点滴してくれ」「痛みをなんとかしてくれ」「眠れないんだよ」など、様々な想いを聞かせてくださいます。

調子悪くてご機嫌斜め。オニとの出会いです。

患者さまは悪くありません。ご病気により心の中にオニが棲みついただけです。

そんな出会いから私たちの訪問が始まります。

ケアマネジャーさま、介護スタッフの皆さまとともに、劣悪な環境をキレイな快適な場所へと整えていきます。

同時にお家でできる検査をしながら、病状を把握して、点滴による栄養補給やがんの場合には医療用麻薬による痛みのコントロールを行ないます。

日を追うごとに患者さまは笑顔になり「ありがとう、ありがとう」とおっしゃってくださるようになります。

オニが外に出た瞬間です。

オニが外に出ると、福が舞い込みます。

少しずつ体力が回復して、笑顔いっぱいの患者さまは「また来てくれたの。ありがとう」とおっしゃってくれます。

そんなステキな笑顔もさらに病状が進行すると、またオニが心の中に棲みつきます。

「もういいから来ないでくれ。どうせ治らないんだ」

再びオニ退治が必要です。

玄関の伴をお預かりしている場合は良いのですが、ご本人が調子悪すぎて動けず、伴を開けられないこともあります。

そんな時は、そっと窓からお宅に入らせていただきます。

もちろん窓も開いてなければ難しいですが、常にあらゆる可能性を探ります。

「入りますよ。お邪魔しまーす」とお声がけしながら入室。

「よかった。助かったよ。もう死んじゃうかと思った」と、またまたオニ退治完了です。

お家の中に、不法侵入。

心の中に、不法侵入。

オニを退治するには、私たちの心もオニにしないといけません。

「もう来ないでくれ」と言われても心をオニにして突入していく。

それが大事です。

ほんとはオニなんていません。

ひとの心の中にオニはいます。

でもオニは必ず退治できます。

優しい心と熱い情熱で、オニは優しく追い出すことができるのです。

私たちも物事が上手くいかないと、心の中にオニが現れます。

いつも油断してはいけません。オニに心を支配されてはいけません。

患者さまの心の中にオニがいても、私たちは患者さまの手を離してはいけません。

ぎゅっと抱きしめて、優しさでオニをそっと外に連れ出しましょう。

それが私たち医療者、介護者の大切な役目なのですから。

それが患者さまを守るための大切な秘訣ですからね。


病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。

頑固おじさんな患者さまがいます。対応は可能でしょうか。

 

頑固おじさん。

世の中にはたくさんいらっしゃいます。

ご本人さまの思いが強く、なかなかご自身を譲れない方がいっぱいいらっしゃいます。

私たちは出来るだけご本人さまの想いを大切に、ご自宅で過ごしていけますようにお手伝いをさせていただきます。

病院で偉いのはお医者さんと看護師さん。

そんなイメージがあります。

病院では先生の言う通りに治療を受け、看護師さんに嫌われないように、大人しく過ごす。

それが入院生活。

それと比べてご自宅はご本人さまのお城です。

一番偉いのはご本人さま。

私たちはご本人さまの想いを叶えるために、一生懸命お手伝いをいたします。

在宅医療はまずはご本人さまの想いをしっかりと受け止め、100歩譲ってご本人さまの思う通りの治療を行ないます。

そこで上手くいかないことを、ご本人さまに感じ取っていただきながら、本来の治療に取り掛かります。

「ほんとはこっちのほうが良いんだけどなー」

そう思いながらも、私たちはまずは、ご本人さまのご希望を叶えます。

頑固おじさんはなかなか譲ってくださいません。

ですから「まずはおっしゃる通りにやってみましょう」とお伝えします。

それで上手くいかなかったら「次はこんなふうにしてみましょう」、それでもダメなら「今度はこんなふうにしてみましょう」と。

そうやって少しずつ少しずつ理想的な治療に持っていきます。

それが在宅医療の大切なこと。

「そんなに言うこと聞かないなら知りません」とは絶対に言いません。

どんなことがあっても決して私たちの方から手を離すことはありません。

どんなに頑固おじさんでも、お身体が楽になればニコニコおじさんに変身します。

それが私たちの喜びです。

病院でなかなか上手くいかない患者さまも、在宅医療だったら上手くいくかもしれません。

頑固おじさん。

一度ご相談してみてくださいね。

メディちゃんの4コマまんが



ワンポイントスキルアップ講座

Google ToDoリストでタスクを管理する

PCやスマートフォンでタスクを管理し、他のGoogle機能と連携し作業を行える便利なGoogle ToDoリストについてご紹介いたします。

【 ToDoリストにタスクを追加する 】

① パソコンからGmailにアクセスします。
② 右側にある「ToDoリスト」アイコンをクリックします。

③ 「タスクを追加」をクリックすると、タイトルに文字が入力できます。
④ 入力後、次のタスクを追加することができます。

⑤ 「サブタスクを追加」で、そのタスクに関連したタスクを追加することができます。

例 ) 資料を提出
L 取引先の要望確認
L 提出前にダブルチェック

⑥ 作業が完了したタスクは、◯をクリックすると完了済みになり、完了したタスクは、Todoリストの下の方にある 「完了 ( 件数) 」 で確認ができます。

【 指定した日時に通知する 】
タスクに日時を設定しておけば、指定した日時にカレンダー上で通知が来るため、タスクを忘れないようにする事が出来ます。

【 繰り返しの設定 】

定期的に行うタスクは、繰り返しの設定をすることもできます。
こちらもGoogleカレンダーに表示されます。

【 受信したメールをタスクに追加する 】

届いたメールを、ToDoリストへドラッグ&ドロップすることで、そのメールをタスクに追加することもできます。

下画像の枠部分をクリックすると、元のメールを見る事が出来ます。


メディちゃんの「やわらか頭体操」





クイズ制作 かみふじこうじ

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