いつもそう信じて行動しています。

メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。

あなたの目の前にあるたくさんの選択肢。

思わずそこで立ち止まってしまうこともあるでしょう。

「時間がない。今は先送りするか」

果たしてそれで正しい答えを得ることができるのでしょうか？

私の人生においても時間ギリギリの最後の最後に答えが浮かんで来ることがあります。

例えば私が医師になって3年目の春。

医師として一生を捧げる所属科目を選んだときも、提出期限直前の10秒で私は消化器外科医になることを決断しました。

その時まで、心の中であっちに行ったり、こっちに行ったり。

それまで迷っていたのは整形外科、心臓外科、消化器外科でした。

怪我をした患者さまを救いたいから整形外科。

生まれつき心臓の悪い赤ちゃんを救いたいから心臓外科。。

専門領域を絞りすぎず、幅広く全身の臓器を勉強し、あらゆる手段で患者さまを救うことのできる消化器外科がいいのではないか。

悩みに悩みました。

最終的に私は、より幅広い分野を治療できる消化器外科を選びました。

胃がんや大腸がん、そしてさらには専門分野を広げ乳がんと向き合うことを決意したのです。

最後の1分、最後の10秒での決断。

ギリギリに追い込まれれば追い込まれるほど、ひとは正しい判断をします。

私のあの時の判断は正しかったと、今感じています。

外科医としての経験が今の私の治療方針や生き方につながっています。

その後に出会ったたくさんの先生方、看護師さん、医療スタッフ、介護スタッフの皆さん。

すべての出会いにつながっています。

不可能を可能にする在宅医療は、外科医としての経験から来るものです。

手術中に外科医はあきらめることはありません。

途中で投げ出すことは絶対にありません。

あらゆる可能性を探り、もしがんの根治手術ができなくても、より良い人生を送るための別の手術を行ない手術を終えます。

手術後は集中治療室での患者さまの全身管理も行ないます。

この経験が今の集中治療的な在宅医療を行なうことが可能になっています。

あらゆる選択の連続の結果、今皆さまとこうしてご縁が結ばれているのです。

ギリギリまで考え続け、情報を集め続けることはとても大事。

一つでも多くの情報を集めることができれば、それは私たちの財産になります。

その財産がたくさんあれば最後の最後でひとは正しい判断を下すことができるのです。

時間的余裕は逆に判断を誤らせます。

時間があると余計な心配が増幅してしまうのです。

ですから判断はできるだけ短時間で行なった方が良いです。

瞬間的な決断が私たちの本能を呼び覚まします。

あなたがもし短時間で決断しなければならない場合、それはチャンスです。

決して決断を先送りしてはいけません。

先送りの向こうに待っているのは間違った選択肢。

もし何か選択をしなければいけないときは思い出してください。

短時間で直感的に選んだ選択肢。

それが紛れもなく正解なのです。

答えは直前の10秒に舞い降りてくるのですからね。

メディちゃんの４コマまんが

ワンポイントスキルアップ講座

ファイル名を変更して画像を一括保存する方法

wordファイル上の複数の画像を保存したい時に1枚ずつ名前をつけて保存していくのは大変ですが、以下の手順で一括保存が可能ですので、ぜひ実践してみてください。

【 ファイル名をzipに変更する 】

1.画像を一括保存したいファイルをコピーして貼り付けます。

2.コピーしたファイルを右クリックして、名前の変更を選び、拡張子を「docx」から「zip」に変更します。

3.「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります。変更しますか？」とメッセージが出ますが、「はい」をクリックしてください。

4.保存したzipファイルをダブルクリックで開き、wordフォルダをダブルクリックします。

5.mediaフォルダをダブルクリックしてフォルダを開きます。

6.フォルダを開くと、word文書内に挿入されていた画像が一括で保存してあります。

メディちゃんの「やわらか頭体操」

お詫び
今回、紙面の画像に誤りがございました。

正しくは下のとおりとなります。

読者の皆様にはご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。