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ひとりで頑張りすぎないで。

メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。

日々の診療の中で、忘れたころに衝撃の出会いがあります。

ひとりで誰にも相談出来ずに、もがき苦しんでいる患者さま。

先日も若い女性との出会いがありました。

1年前に出現した胸のしこり。

「こわいこわい。でもきっと大丈夫」と、自分に言い聞かせながら誰にも相談できずにそのまま放置。

少しずつ大きくなるしこりに「でもきっと大丈夫」と、そう自分に言い聞かせる日々。

やがて、しこりは大きく大きく成長し、痛みとともに呼吸も苦しくなり、助けを求めて病院へ。

病院では組織を取るために針の検査、針生検をおこないます。

その結果、乳がんの診断。

腫瘍は大きく周りにも拡がりを見せ、抗がん剤治療が間に合うかどうか。

命の危険と隣り合わせ。そんな状況での私との出会い。

「ここまでいっぱいひとりで頑張りましたね。良く来てくれました。ここからスタートです。一緒に頑張って行きましょう」

そう伝えた私の言葉に彼女は涙ぐみながらもしっかりと私の目を見て気持ちを教えてくれました。

「私治りたいです。頑張ります。これからよろしくお願いします」

抗がん剤治療やホルモン治療、放射線治療など様々な治療方法が候補にあがります。

何よりも今彼女に大切なのは、不安な気持ちや痛みを和らげる緩和治療。

緩和治療をしっかりとおこなうことで、様々な治療の選択肢が増えていきます。

乳腺外科の先生と協力しながら治療戦略を立てていくことができます。

在宅緩和ケアと外来抗がん剤治療の併用。

命の危険が予想される場合や通院が困難となることが予想される場合、一度早めに在宅緩和ケアを開始しておくことで患者さまの24時間を私たちがお守りすることができます。

誰にも相談できず、ひとりで悩み苦しんで、やっとの思いで病院にいらっしゃる患者さまがたくさんいらっしゃいます。

同じようにひとりで頑張りすぎの先生もたくさんいらっしゃいます。

苦しんでいるがんの患者さまと一緒に先生まで悩み苦しんではいけません。

どんな時も気軽に相談できる仲間がいると、患者さまも先生もみんな笑顔になれます。

諦めなければ必ず答えを見つけることができます。

医療者・介護者は患者さまの笑顔を諦めてはいけません。

患者さまも涙。

先生も涙。

そんなお困りのときにはどうぞお気軽にご相談くださいませ。

私たちが先生方の患者さまをご一緒に守ってまいります。

どうか皆さま。

ひとりで頑張りすぎないで。


病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。

(患者さまご家族さまからのお問い合わせです)
主人のことで相談です。がんの転移があり病院に通院して抗がん剤治療中です。副作用もあり、通院も難しくなってきていて、先が見えません。不安でいっぱいです。何か今後の見通しなどを教えてください。

 

このように患者さまのご家族さまからメールでお問い合わせ頂くことも多くございます。

以下のように返信メールをお送りしました。

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ご相談どうもありがとうございます。

ご主人さまのことでご心配になってしまいましたね。

抗がん剤治療を頑張っていらっしゃるのですね。

今後はCT検査や腫瘍マーカーなどで、病気が増えてきていないかを確認しながら治療方針を決めていくと思います。

効果が見られていれば、今の抗がん剤を継続していくと思います。

効果が弱ければ、新しい抗がん剤を入院して開始すると思います。

いずれにしてもがんに負けないように根気よく外来通院し、抗がん剤治療を長い目で継続していくのが理想的と考えます。

がんは撲滅が理想的ですが、あまりにも撲滅を目指して抗がん剤の量を増やしたり回数を頑張りすぎると、元気なお身体の方にも悪影響を及ぼす場合もございます。

あくまでも、がんが暴れないように命を奪われないように抑え込んでいくことが大事です。

あまりに副作用がつらければ少し抗がん剤をお休みすることも可能です。

通院が難しければ、訪問診療や訪問看護で体調を整えながら、リハビリで筋力を維持しながら、状況を見極めつつ、体力の回復を待ち外来通院を再開することも可能です。

もしご心配が強ければ、ご自宅にお伺いしてお話をさせていただきますのでお声がけくださいませ。

応援しています。

************************

このように、外来通院で抗がん剤治療中の患者さまにも副作用対策や体力回復を目的に訪問診療・訪問看護を導入していくことは可能です。

通院に不安を抱えていらっしゃる方、食事摂取が少なくなってきて栄養の点滴を自宅でおこなう必要がある方など、あらゆる対応が可能ですのでお気軽にお声がけくださいませ。

責任を持ってご対応させていただきます。

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