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研修施設としてご登録いただきました。

メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。

大学病院の研修施設として、今月から研修医の先生が私たちの在宅緩和ケアの現場に参加してくれます。

大学病院で学ぶたくさんの高度な医療。

それを在宅緩和ケアではどのように活用しているのか。限られた検査機器や医療器具を用いて、いかに高度な医療をご自宅で提供するのか。

そのノウハウを研修医の先生には、つかみ取って欲しいと思います。

在宅緩和ケアは急性期医療。

患者さまからのSOSに直ちにお家に向かう瞬間の身の引き締まる思い。

到着までの間に、行なうべき治療をシミュレーションし実行する能力。

それらは、病院の救急外来で重症な患者さまが救急車で到着するのを待つ時と同じ。

ご自宅に訪問すると、そこにはぐったりとお布団に横たわる患者さま。

手がかりがほとんどないこともしばしば。

通院先の先生からのお手紙もまだ無い状況で、どこまで今の病状を把握することができるのか。

ご本人さま、ご家族さまからのお話をしっかり聞く問診。

お身体に触れて、痛みを感じ取り、身体の異常部位を見つけ出す触診。

時には携帯型腹部エコーを用いて、肝臓内に多発するしこりや膵臓の中に盛り上がる腫瘍を突き止めることもあります。

「どこかにステントが入っています」と言われれば、胆管や腎臓の中にチューブが見えないかを確認し、ご家族さまに映像としてお見せしたりします。

検査と同時に治療も始まります。

腫瘍による痛み、すなわち癌性仏痛と判断すれば、その場でモルヒネの点滴を始めます。

病院では、なかなか見ることのない持続皮下注射という手段を用います。

腕やお腹の皮下脂肪に、24時間ゆっくりゆっくりお薬を流し込んでいく持続皮下注射。

血管の中に直接注入する静脈注射と違い、常にそばに医療スタッフがいなくても、安全に24時間お薬の注入ができるのです。

痛い時には、患者さまご自身で痛み止め早送りボタンを押すことができます。

お腹や胸に水が溜まる癌性腹膜炎や癌性胸膜炎。

息苦しさやお腹の重苦しさがあれば、直ちに腹水穿刺、胸水穿刺を開始します。

病院では、「看護師さーん。お水抜きまーす。お手伝いお願いしまーす」と研修医の先生が看護師さんにお願いして、病棟がバタバタする瞬間です。

ご自宅では、エコーをあてて、1分後には局所麻酔。2分後には水を抜き始めます。

しかも患者さまはベッドじゃなくて、お布団の上。どんな状況でも瞬時に治療を始めて解決に導きます。

24時間の栄養の点滴が必要な時には、中心静脈カテーテルをご自宅で挿入します。

消毒して、滅菌した手袋をして、ガイドワイヤーを使用してカテーテルを留置します。

病院では、やはり「看護師さーん。お手伝いお願いしまーす」と研修医の先生が看護師さんにお願いして、病棟がバタバタする瞬間です。ご自宅では静かに5分ほどでカテーテルを留置します。

大事なのはこれら全ての手技を患者さま、ご家族さまにご覧いただきながら、涼しい顔をして行なうこと。

どんなこともご自宅で解決出来るんだということを、皆さまに実感していただくことです。

不可能を可能にする在宅医療。

諦めなければ全ては実現可能であることを研修医の先生方は心に刻み込んで大学に戻ってくれれば良いなって考えてます。


病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。

退院前カンファレンスも終え、いよいよ明日退院です。でも、今日になって、患者さまが熱を出し、嘔吐され、調子が悪いです。明日の退院は延期にした方が良いでしょうか。

 

ご相談どうもありがとうございます。

たくさんいただくご相談です。

特にがんの患者さまは、様々な理由で発熱や嘔吐が見られます。

進行したがんの場合には、腸閉塞傾向のため嘔吐されることも日常的に可能性はあります。

体内に腫瘍があると腫瘍熱という発熱が見られることがありますし、肝臓や腎臓からくる発熱の可能性も高いです。

退院されたあとも、様々な体調の変化があります。

それら全ての変化に私たちもご自宅で対応できるように、常に準備をしています。

チャンスは一瞬です。
退院するなら今だ。

そう思った瞬間に退院を決断し、どのような状況変化があっても、医師、看護師はおそれずに退院へ導く。

あとはバトンを受け取った在宅医療スタッフが責任を持ってあらゆる症状緩和につとめます。

治療を行なう場所が、病院からご自宅へ移動するだけです。行なう治療は一緒です。

先生方、看護師さま、連携室の皆さま。

症状変化があっても、何も恐れずに私たちにお任せくださいませ。

きっちり症状を和らげて、患者さま、ご家族さまを笑顔に導いて差し上げますから。

迷ったらいつでもご連絡をお待ちしています。

メディちゃんの4コマまんが



ワンポイントスキルアップ講座

シートを保護して特定のセルだけ入力できるようにする方法

Excelで請求書や見積書などを作成している会社も多いことでしょう。

「計算式の部分に間違って入力してしまい、計算式がおかしくなってしまった!」ということはないでしょうか。

あらかじめ変更してほしくない部分は編集できないようにしておくと便利ですね。

そこで今回は、「シートを保護して特定のセルだけ入力できるようにする」という方法をご紹介します。

手順
➀ 記入や変更できるセルの範囲を選択します。
(ここでは分かりやすいようにセルの色を黄色にしました)

➁ 右クリックで「セルの書式設定」を選択します。

③「保護」のタブにある「ロック」のチェックマークを外して、OKを押します。

④次に、シートのタブを右クリックして、「シートの保護」をクリックします。

⑤「シートとロックされたセルの内容を保護する」にチェックマークが入っていることを確認し、「OK」をクリックします。

他人にこの設定を変更されたくない場合は、「シートの保護を解除するためのパスワード」を設定しましょう。

⑥最後に、正しく設定されているかチェックしましょう。

黄色のセルはロックが解除されているので、入力や編集ができ、その他のセルはシートの保護により変更できません。

変更のできないセルをクリックすると、「変更しようとしているセルやグラフは保護されているシート上にあります。」と表示されます。

このメッセージが表示されれば、OKです。

メディちゃんの「やわらか頭体操」





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