年末年始も通常営業です。
メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。
今年もクリスマス、大晦日、お正月と三大イベントの年末年始がやってまいりました。
今年は雪は降るのかな。
毎年、「今年は降る降る」と言いながら、そこまでの大雪は都内近郊では経験しません。
そうは言っても、いざ大雪となれば大騒ぎ。
慣れないみんなが転んだり滑ったり。
2年前の今頃、雨がシトシト降る夜の午前1時に山の中の患者さまから緊急コールがありました。
激しい痛みに対して、点滴したり痛み止めの注射をしたり、ご家族さまの不安にお答えしたり。
なんだかんだで気付いたら2時間経過。
夜の3時。
表へ出ると一面雪の世界へと様変わり。
しかも大雪。
一瞬で降り積もった雪に愕然としながらも、私の車とスタッフの車は雪道を出発しました。
一つ目の峠を越えた時、ふと後ろに車がいないことに気付きました。
「あれ?」と、もとの道を引き返すと、そこには、雪にはまったスタッフの車が。
進もうとしてもまったく進みません。
「あれ?スタッドレスだよね」「いいえ、ノーマルです」などの会話後、やむなく車を置きざりにして、その日は泣きながら帰り、数日後無事に回収しました。
そんなことから学習し、今は全ての当院のクルマはスタッドレス装着。
しかもETC全車標準装備。
雨が降ろうが槍が降ろうが私たちは患者さまのお家に向かいます。
遠くの患者さまには高速に乗ってビューンと向かいます。
そういえば今年も一年がビューンと過ぎて行きました。
コロナウイルス対策はもちろん大切ですが、ちびっ子たちにとって年末年始はスペシャルな期間です。
「孫に会いたい」
そんな入院患者さまもいっぱいいらっしゃいます。
命の期限を宣告され、頭の中が真っ白になり、今何をするべきかを考えた時、患者さまの心の中には可愛いお孫さんの顔が浮かぶことがたくさんあります。
「一刻も早くお家に帰りたい」「手術も抗がん剤もしなくていい」「とにかく孫に会いたい」と言って急いで退院される方もいらっしゃいます。
がんの患者さまは時間が限られています。
一刻も早い退院を実現させるために私たちはいつも準備万端でスタンバイしています。
お電話があれば直ちに私たちが病院に駆けつけて、患者さまに会いに伺います。
コロナウイルスの影響で退院前に病院でお会いできない時にも、「今から退院させます」の突然のお電話にも、迅速にご自宅に駆けつけます。
どんなチューブが入っていても、どんなに点滴が繋がっていても、大丈夫です。
すべてに対応できる知識と技術で当院スタッフが24時間体制で御支援いたします。
病院の先生、看護師さま、連携室の皆さまも、どんなタイミングでも患者さまを退院させてくださって大丈夫です。
患者さまの限られた時間をご希望の場所で過ごしていただけるように、みんなで応援して 差し上げましょう。
「不可能を可能にする在宅医療」をこれからも実現させてまいります。
本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。
年末年始をお家で過ごしたい、がんの患者さまがいます。どうすれば良いですか?
この季節に一番多くいただくご相談です。
年末年始は外泊させたい。
でも何かあったらどうしよう。
患者さま、ご家族さまは不安がいっぱいです。
私たちの強みは医師、看護師、看護助手が24時間対応で患者さま、ご家族さまの不安を解決していけることです。
病院の主治医の先生とご相談しながら年末年始も病院と同等の治療をご自宅で行なっていくことが可能です。
ただし、医療保険上、同じ期間に入院治療と在宅医療の併用は出来ません。
つまり外泊期間には在宅医療はお手伝いができないのです。
従いまして年末年始は一旦退院としていただき、ご自宅で在宅医療を担当させていただきます。
ご希望があれば再入院。自信がつけばそのままご自宅で訪問診療、訪問看護で患者さまを支えてまいります。
がんの患者さまは時間が限られています。
少しでも早くお家に戻って、ご家族さまと共にステキな年末年始を過ごしていただきたいですものね。
病院の先生方、看護師さまも安心してお休みできますように私たちがお手伝いをさせていただきます。
メディ在宅クリニックは年末年始も通常営業です。
年末年始に当直の先生方、休みのない看護師さま、連携室の皆さまもお困りの時にはいつでもご連絡をくださいませ。
「ちょっと電話してみようかな」なんて、お気軽にご相談くださいませ。
責任を持って大切な患者さまを私たちが担当させていただきますからね。
メディちゃんの4コマまんが
知らないと大変!身近な法律豆知識
ポストに入れると犯罪になるものなぁ~んだ?
夜中になると、ある女性が住むアパートの郵便ポストに奇妙なものが入れられるということが数回にわたって起きました。
事件の詳細は以下の通りです。
30代の女性が住むアパートのドアの郵便受けに中古の女性用下着4点を入れたとして、清掃作業員の男を逮捕しました。
調べによると、容疑者とよく似た人物が郵便受けに下着を入れたり、女性方付近をうろついたりする様子が防犯カメラに映っていたようです。
女性は同様の被害に5回あっていたようですが、容疑者とは面識がないということです。
これは何かの嫌がらせだったのでしょうか?
それとも、たんなるイタズラだったのでしょうか?
報道内容からは詳細は不明ですが、この事件の逮捕容疑は「廃棄物処理法」違反です。
一体どのような罰となるのでしょうか?
詳しくはこちら(出典:マイ法務)
メディちゃんの「やわらか頭体操」