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あけましておめでとうございます。

メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。

子供の頃は書き初めで初夢なんて書きましたね。

初夢。

いつ頃から私たちは見なくなってしまったのでしょうか。

初日の出すら、見るのを忘れてしまいます。

年末年始は医者になってから、ほぼ病院での当直で緊急手術がつきものでした。

なかなかゆっくり年末年始を過ごすことができなくなっています。

今も大きな変わりはありません。

緊急患者さまの対応でスタッフともども、24時間体制のご支援は続けています。

でもやっぱり、子供の頃に大切にしていたことを忘れてはなりません。

疲れて、夢を見なくなった大人に子供たちは絶望します。

大人になることを拒否してしまいます。

大人たちが、いやいや働いていたら、子供たちも仕事はつらいんだと思ってしまいます。

ママ、パパが生き生きと働いていれば、子供たちも働くことが素晴らしいことだと気づいてくれます。

患者さまのお子さまで小学生の時からママと一緒に私の外来に一緒に通ってくれている男の子がいます。

外来で私からママへの説明を、小さい時から一緒に聞いてくれます。

ママの心配を誰よりもしています。

私が説明する表情の変化を一瞬も見落とさず、聞いてくれました。

ママが手術の時には、ママがもう帰ってこないんじゃないかと、家でシクシク泣いていました。

ママが抗がん剤をする時も、一緒にお話を聞いてくれて、帰り道に、「髙橋先生が味方だからママ大丈夫だよ」とママを励ましてくれました。

彼はお家で、「将来は高橋先生と一緒に働くんだ」と、そう言ってくれたそうです。

そんな彼もどんどん成長し、もう高校生。

背の高さもどんどん成長し、180cmを超えました。

バスケットボールも得意になりました。

反抗期を迎え、ママの言うことも聞かず、夜更かししてゲーム三昧。

今度はいよいよ就職活動が近づいてきました。

制服で外来に現れた彼は、「これから面接試験です、頑張ります」、と力強い目で言ってくれました。

そして、先日彼の元に、就職の内定通知が届きました。

彼は介護の仕事に就くことを決めました。

小さい時に、「髙橋先生と一緒に働くんだ」と、そう言ってくれた彼の言葉を思い出します。

小さい時の夢。

それは強く念じていれば必ず叶います。

ママの治療を私も一生懸命続けます。

彼がママを支えながら、力強く働く未来が見えてくるようです。

いつか私と彼と一緒に働く日がすぐそこまで来ています。

とっても楽しみです。

小さい時の夢。

もう一度私たちも思い出して見ませんか。

病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。
ご家族に一生懸命お伝えしても在宅緩和ケアのイメージが伝えられません。
何か良い方法はありますか。

ご相談ありがとうございます。

たくさんご相談いただくご質問です。

どんどん弱っていく患者さま。

コロナの影響でほとんど面会ができないご家族さま。

医療者とご家族さまの気持ちの温度差は開く一方です。

先日、病院の医師から、数週間は大丈夫と言われ、看護師さまからは2、3ヶ月は大丈夫よ。

と言われて退院された患者さまがいらっしゃいました。

入院中はなかなか面会出来ず、2週間前は元気だったのに、ここ数日で急激に弱ってきたと医師から説明を受けて退院されてきました。

退院し介護タクシーに乗る頃からみるみる呼吸が弱ってきており、体内の酸素もどんどん低くなってきていました。

私たちがご自宅に駆けつけた時には、痰がからみ、命の危険を感じる状況でした。

痰を吸引し、苦痛の緩和につとめ、ご本人さまの呼吸は穏やかになりました。

ご家族さまは、あまりの急な病状の変化に戸惑われておりましたが、私から、がんの末期の症状が見られていること、がんの性格として急激に階段を転げ落ちるような瞬間が突然現れること、それが今であることをご説明させていただきました。

私たちは引き続き、諦めずに治療を続けますが、ご家族さまには覚悟が必要であることをお伝えし、ご家族さまも落ち着かれました。

その後、まもなく患者さまは天国へ召されました。

ご家族さまも穏やかにお見送りをされました。

がんの突然の病状の変化は、医療者にも予測は不可能です。

何度ご説明しても、ご家族さまには実感がわかないことも多々あります。

それでも私たちは真実をお伝えしなければなりません。

退院前に十分なご説明が出来なくても、私たちがあらゆる状況に対応してまいります。

退院後に十分なご説明を繰り返していきます。

ですから安心して退院をしていただいて大丈夫です。

在宅緩和ケアを私たちにお任せくださいませ。

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ショートカットキーについて

PCを使った業務では、限られた時間で資料やデータ入力などを進めていかなければなりません。

そんな時に役立つのがショートカットキーです。

使いこなせるようになるとキーボードの操作スピードがあがります。

基本的なショートカットキーを列挙しますので、ぜひお試しください。

日ごろ、マウスに持ち替えて右クリックしている方は、最初は慣れないと思いますが、キーボードだけで操作する癖をつけてみましょう。

(「Ctrl+C」という表示は、キーボードのCtrlキーを押しながらCを押すという意味です。)

メディちゃんの
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