メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。
だいぶ日が短くなってきましたね。
往診車で動いていると、四季の移り変わりを感じます。
猛暑は猛暑で激しかったですが、残暑は残暑でなかなか手強いです。
私たちが倒れるわけにはいきません。
常に水分補給をしながら、患者さまのもとに向かいます。
1日に40人近く訪問する日もあります。
時にはクラクラしながらも、患者さまのニコニコにお会いできるとすべてが報われる気持ちです。
患者さまもいつも闘っています。
ご家族も一緒にがんばっています。
私たちは一生懸命、患者さま、ご家族さまを応援します。
台風が来ようと、残暑が来ようと、休日、祝日でも私たちは毎日出動します。
ゲリラ豪雨が襲ってきて、冠水のためメディちゃん号が沈みそうになった時もありました。
そんな時もアクセルをぶんぶんふかしながら、前に進んでまいります。
どんな状況でも私たちは諦めないのです。
患者さまも一緒です。
どんな病気の状況でも諦める必要はありません。
私たちと一緒に最善の答えを見つければ良いのです。
抗がん剤が出来なくても、がんによる痛みが強くても、吐き気が強くて食べられなくても、不安で夜も眠れなくても、私たちは患者さまの命を諦めません。
1日でも多く笑顔で過ごせるように、ご家族としあわせな時間を過ごせるようにお手伝いをいたします。
医療者・介護者が患者さまの命をあきらめなければ、必ず良い答えがみつかります。
「あなたにはもう治療は必要ありません」
「もう入院していてもできることはありません」
そんなマイナスな言葉ではなく、プラスの言葉をプレゼントしてさしあげてくださいね。
お家に戻っても緩和ケアという良い治療がありますよ。
だから安心してくださいね。
あなたのひとことが患者さまを、ご家族さまを救うことができるのです。
残暑の中、アイスキャンディをいただきながら、アクセルをぶんぶんふかしながら、いつでも、どこまでも私たちは訪問させていただきます。
あきらめの悪いひとは、たくさんのひとを幸せにできるのですからね。
病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。
訪問看護ってどんなことをしてくださいますか?
看護師にできることはたくさんあります。
当院は在宅緩和ケアを中心に行なっており、医療用麻薬の管理や中心静脈栄養の管理、さらには各種ドレーンチューブの管理をはじめ、ストマ管理も行ないます。
24時間の高カロリーの点滴をしながらの入浴の介助も体力を見ながら必要に応じて可能です。
ご家族さま、ご本人さまのご希望をすべて叶えるためにできることを見つけて対応してまいります。
常に医師と連絡を取りながら訪問看護を行ないますので、患者さまの苦痛や不安が強ければ、直ちにその場で医療用麻薬を開始して苦痛を緩和してさしあげたり、嘔吐されている場合にはその場で胃管を留置することも可能です。
医師が到着するより先に看護師が駆けつけてあらゆる初期対応ができるように日々訓練しております。
また、高度な知識を必要とする医療用麻薬の微量投与の器械の使用方法も習得しております。
患者さまが退院される時に持続的に麻薬を点滴しながらご退院されることも多々ございますが、すべての患者さまに対応が可能です。
微量投与のポンプを看護師が携帯しておりますので急な痛みへの即時対応が可能です。
高カロリーの点滴を24時間行ないながら退院を予定される患者さまの場合にも、当院看護師が退院後連日訪問させていただきますので、ご家族さま、ご本人さまは一切輸液の交換などをトレーニングする必要はございません。
CVポート針の交換なども当院で行ないますので、ご心配されませんように。
すべてを当院看護師にお任せくだされば大丈夫です。
お一人暮らしで退院直後の介護体制が整っていない患者さまの場合には、訪問前にご希望のものをお買い物してから伺ったり、ご希望によりお料理をさせていただくこともございます。
看護師としてできることの前に、まずは人として、家族として出来る事をいつも考えながら行動に移しています。
退院後ケアマネジャーさま、介護事業所さまによる介護体制が整えば、ヘルパーさまに出来る事はヘルパーさまにご依頼し、当院訪問看護でしかできないことを中心に行なってまいります。
「介護体制が整っていないから退院はできません」ということはございません。
当院では何も準備ができていない患者さまでも、当日退院が可能なように、常に体制を整えております。
訪問看護でどこまでできるか。
ご不明な点がございましたら「こんなことはできますか?」とお気軽にご相談くださいませ。
責任を持ってご対応をさせていただきますからね。
メディちゃんの4コマまんが
知らないと大変!身近な法律豆知識
資格試験で9人が書類送検!カンニングは犯罪か!?
学生時代、試験でカンニングをしたことがあるという人もいるかもしれません。
まさか、弁護士や税理士などの士業の資格試験でカンニングをしたことがある人はいないと思いますが…もしもしたことがあるなら、それは犯罪になる可能性があります。
次のような事件がありました。
ドライバーの勤務状況や安全管理などを指導・監督する「運行管理者」の資格試験で集団カンニングをしたとして、運送会社社員の男9人が偽計業務妨害容疑で書類送検されました。
終了時刻前に会場を出た男が他の8人に携帯電話を使って解答案をメールで送信。
8人のうち、不審な様子の1人が電源が入った状態の携帯電話を所持しており、試験官が声をかけたところ不正が発覚したとのことです。
その後の調査で、9人の解答はほぼ一致していたことが確認されました。
9人は全員が容疑を認めており、「転職に有利な資格がほしかった」などと供述しているとのことです。
この事件における容疑者9人の書類送検容疑は偽計業務妨害罪です。
どのような法律が関係しているのでしょうか?
詳しくはこちら(出典:マイ法務)
メディちゃんの「やわらか頭体操」