メディ在宅クリニック院長 髙橋 保正です。
昨年は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
お正月と言えば、おとそを飲んで、書き初めをして、今年の抱負について語らなければなりません。
私の場合、お正月も往診がございますので、おとそと書き初めはお休みさせていただいて、今年の抱負についてお伝えさせていただきます。
今年の抱負は、「器を大きくする!」です。
生まれた時には、ほんとにちっちゃな器だった私も、大人になるにつれ、徐々に大きな器になってまいりました。それでも些細なことで傷ついたり、元気がなくなったり、余裕がなくなってしまいます。
そんなことではいけません。
より大きな器になり、どんなことにも笑顔で対応できなくては…。
あなたの器は大丈夫ですか?
スタッフ同士、相手を尊重し、大きな心で受け止めあっていますか?
えっ、人間関係で悩んでいる?…あらら残念。
みんなで少しずつ器を大きくしていきましょう。
患者さまの中には、痛みや不安のあまり、強い口調で医療、介護スタッフに言葉をぶつけてくる方がいらっしゃいます。
そんな時でも、悲しんだり、怒ったりすることなく、大きな器で包み込んで差し上げてくださいね。
患者さまは悪くありません。病気がそうさせているのですから。
みんなで器を大きくして1人でも多くの患者さまを笑顔にできるように、今年も頑張りましょう。
ご一緒にね!
病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。
「どんな時にも来ていただけるのですか?」
患者さま、ご家族さまからもお問い合わせをいただくご質問です。
病院関係のみなさまも、介護事業所のみなさまもご心配のことと存じます。
せっかく自信を持って患者さまを紹介したのに、ご自宅で十分な対応をしてもらえないのであれば、安心して患者さまを当院へお任せいただけないですものね。
その点はご心配されなくて大丈夫です。
当院は医師、看護師が協力して、24時間体制で責任を持ってご対応させていただいております。
一番大切なことは、患者さま、ご家族さまがご自宅で不安なく過ごせること。
医師や看護師に何度も相談しなくても、患者さまが落ち着いて痛みなく笑顔で過ごせていれば、ご家族さまも安心です。
まずは普段からのこまめなご訪問により夜中に痛みや不安が大きくならないように治療を行ないます。
そして万が一の時に、どのような対応をすれば良いのかあらかじめお伝えしておきます。
それでも患者さまの苦痛や不安が強い時には、夜中でも休日でも年末年始でも何度でもご訪問させていただきます。
私たちのメディちゃん号はターボ仕様、ETC装着済みではありますものの、残念ながらサイレンを鳴らすことができません。
救急車のように5分で到着というわけにはいかないので、その間にやっていただくことをお電話でお伝えしてから、一生懸命ご自宅に向かいます。
遠方であれば1時間ほどお時間をいただくこともございます。
しかしながら、救急車をいきなり呼んで、病院探しをして、到着後受付や検査をして、当直の先生が過去の病歴を振り返って、患者さま、ご家族さまにご説明をして、治療を開始することと比較すれば、短時間で直ちに治療をおこなうことが可能です。
どんなことがあっても、私たちはご自宅で患者さま、ご家族さまをお守りいたします。
どうぞ安心してお任せくださいませ。
4コマまんが「今月のメディちゃん」
知らないと大変!身近な法律豆知識
妻のスマホに仕込んだ遠隔操作アプリで夫が逮捕!?
今回は、ある夫婦の間に起きた事件を取り上げます。
妻のスマートフォンに遠隔操作アプリを無断でインストールし、遠隔操作ができる状態にしたとして、奈良県警は、桜井市の男を不正指令電磁的記録供用容疑で逮捕しました。
経緯は以下の通りです。
2014年7月、容疑者である夫が妻のスマートフォンに無断で遠隔操作アプリをインストール。
妻は何事もなく、その後もスマートフォンを使用していたが、2015年3月に見覚えのないアプリがインストールされているのに気づき、「夫の仕業ではないか」と県警に相談して発覚しました。
?「不正指令電磁的記録供用罪」は、2011年の刑法改正で新設された犯罪類型です。
聞きなれない言葉ですが、いったいどのような内容なのでしょうか?
詳しくはこちら(出典:マイ法務)
メディちゃんの「やわらか頭体操」
入院中のがんの患者さまにご自宅でお正月を迎えさせてあげたいのですが、実現可能でしょうか?
「緩和ケア外来」を始められたとのことですね。 具体的にどんなタイミングでご相談すれば良いのでしょうか?