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アウトドアの季節ですね。

メディ在宅クリニック院長 髙橋 保正です。

爽やかな風が心地いいですね。

大学時代にはこんな私もアウトドア派の仲間たちと、霞ヶ浦に釣りに行ったり、静岡の海に夜釣りに行ったり、釣ったお魚を三枚おろしにしたり、海辺でバーベキューを楽しんだりして満喫してました。

霞ヶ浦では、ルアーという小さなお魚の形をしたおもちゃのエサを使って、本命のお魚とのだまし合いです。

小魚さんの気持ちになって水の中にルアーをあちらこちらに泳がして、時にはピクピクと動かしたりしていると、騙された大きなお魚がパクっと噛み付いてきます。その瞬間をとらえて、グイッと竿を引っ張るとお魚が釣れます。

その瞬間の激しい手ごたえに心拍数が上がります。

静岡の海では、「クロダイを釣るぞー」なんて言って、真夜中の海に小舟で進んでいきます。

大きな船に何台もの小舟を引っ張ってもらって、沖の方に進んだら、切り離されるのです。

小舟の私たちに途中で帰る選択肢はありません。

朝の3時からお昼過ぎまでの約12時間、海の上です。

タンカーなどが近くを通ると修羅場です。

大きな波が起きて、沈没しそうになります。

命がけのアウトドア。

こんなふうに私もかなりの修羅場をくぐってきております。

そうはいってもしょせん、なんちゃってアウトドアです。

どの世界にも一流の人はいるもので、エサの選び方や付け方から釣りを教えてもらったり、バーベキューでは火の起こし方を教えてもらったのも超一流の友人たちです。

今ひとりでやってみろと言われても、何もできないと思います。

末期がんと言われた患者さまやご家族さまにもアウトドア派はいらっしゃいます。

旅行に行きたい。

キャンプに行きたい。

お散歩したい。

ディズニーに行きたい。

色々な願い事がございます。

できるだけ全てにお応えしたいと思いますが、重い病気をお持ちなので、それこそ命がけのアウトドアであってはなりません。

キャンプ中に何かあっては、楽しい思い出が、恐怖のキャンプになってしまいます。

できれば私もキャンプや旅行に付き添いをしたいのですが、「火も起こせないのか」って怒られちゃうと思うので、なかなか実現できません。

先日も、「どうしても旅行に行きたい。先生になんと言われようと行くんだ」という強い意志をお持ちの患者さまが退院されてきました。

ご家族さまも「本人がそう言ってるので」と皆さま強い決意です。

しかし、患者さまは黄疸がありお顔が黄色。

お腹は腹水でパンパンです。

ご自宅で腹水を抜くために、アスピレーションカテーテルというチューブをエコーを使用しながら挿入し、毎日2リットルほど腹水を抜かないといけません。

体調も刻一刻と悪化して、明日旅行という日になって、意識ももうろうとしてきました。

私は大概のことは医師として許可を出して、夢を叶えて差し上げるのですが、今回ばかりは悪い予感しかしません。

「今回の旅行はやめておきましょう。

今日、明日、呼吸が止まってしまうかもしれません。

ご本人さまも移動のためにつらさが倍増してしまいます。

旅行中、移動中に息を引き取ってしまったら、事件とか事故の扱いになってしまうかもしれません。

せっかくの楽しみの旅行の思い出が、怖くてつらい思い出になってしまいます。

やめておきましょう」

めずらしく厳しいお話をさせていただきました。

旅行当日。

ご家族さまも状況を理解して、旅行をキャンセルしてくださいました。

その日の夕方、患者さまはそっと息を引き取られました。

「不可能を可能にする在宅医療」

私たちが掲げている合言葉です。

できる限り夢やご希望は実現するお手伝いをさせていただきます。

ただし医学的な目線をいつでも忘れないようにしないと、逆に患者さま、ご家族さまを悲しい思いにさせてしまいます。

私たちのするべきことは、患者さま、ご家族さまを笑顔に、しあわせにすること。

そのために冷静な判断力と熱い情熱を併せ持ちたいと思っています。

アウトドアではまだかけ出しですが、緩和ケアの領域では私は常に超一流の対応ができるようにいつも準備しています。

どうぞ、お気軽にご相談くださいませ。


病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。

患者さまのご家族さまより「コロナの状況が徐々に落ち着いてきていますが、それでもまだ病院の先生とのコミュニケーションが難しいです。無理矢理退院しちゃっても、お家で診ていただけますか」

ご相談ありがとうございます。

退院後のケアについての不安がいっぱいですね。

いきなり退院されても私たちは常に万全の体制でお引き受けすることが可能です。

ただし同時に、私たちは病院の先生からしっかりと病状の情報を引き継ぎ、その上で訪問診療、訪問看護を継続していきます。

患者さま、ご家族さまもできればしっかりと今の病状を病院の先生からお聞きして、「こんなはずじゃなかった」とならないようにしてくださいませ。

もちろん、コロナの影響で直接お話をできなかったご家族さまにも、退院後に病院の先生からいただいた情報から今の病状と治療方針について詳しくご説明いたします。

「そんなに深刻な状況なの……」というのはよくあることです。

退院後は、患者さまの状況に応じて、基本的に毎日訪問し、ご不安な点や問題を一つひとつ丁寧に解決していきます。

私たちの訪問は単に医療的な対応だけでなく、緩和ケアとしての意味合いも持ちます。

つまり、病気の症状を和らげると同時に、患者さまとご家族さまのなんとなく心の中にある不安を見つけ、早めに解決していきます。

「そんなに来なくて良いんだけどなぁ」と思うかもしれませんが、思いのほか症状が早く重く出た時に私たちのこまめな訪問によりパニックにならずに済みます。

患者さま、ご家族さまが笑顔で、できるだけずっとご自宅で過ごせること。

そのために、私たちは全力でお手伝いさせていただきます。

私たちにお任せください。

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