去年のデータが揃いました。

メディ在宅クリニック院長 髙橋 保正です。

2022年1月から12月の1年間のデータの集計完了です。

病院に勤務していた時は、手作業で手術件数をカウントして年末に外科部長に報告していました。

正確に数えたつもりでも、最終的に数字が合わず何度も確認したり、患者さまのお一人おひとりを振り返って確認したりしていました。

今は日々のデータをスタッフが毎日カウントして入力し、あるいは電子カルテと連携していつでも直近のデータすらもきれいに算出することができます。

確かにコンピュータは優秀ですが、医学の世界では特に最終的に人の目でも確認することがとても大切です。

当院の担当患者さまのうち、1年間にお別れをさせていただいた人数は、335人。

このうち、7人の方は急な患者さまの変化に、動揺してしまったご家族さまが慌てて救急車を呼んで病院へ搬送されました。

また別の3名の方は、一時的な体調変化の精密検査を目的に入院され、そのまま退院することができませんでした。

すなわち335名の患者さまのうち、325名の皆さまがご自宅でずっと過ごすことができました。

数字で表すと、在宅でのお看取り率は97%です。

お一人おひとりにドラマがあります。

皆さまの人生の大切な期間をご一緒に過ごすことができて、私たちはとてもしあわせです。

「命が限られている」と病院の先生からお話を受けて、なかなか受け入れることができない方もたくさんいらっしゃいます。

「どんな時も必ず私たちがご自宅に駆けつけますから慌てないで大丈夫ですよ」

そうお伝えしても、やっぱり皆さま慌ててしまうことがあります。

少しでも皆さまが安心して、どっしりした気持ちでいられるように、私たちは今までも、これからもこまめに患者さまのもとを訪れます。

在宅医療に不可能はありません。

病院の先生と連携をし情報交換をしながら、できる治療を続けていきます。

「私たちは、決してあきらめません。少しでも穏やかな笑顔の時間が増やせるように、私たちにできることをしっかりと行なってまいります」

訪問診療、訪問看護をスタートするときに、皆さまにお伝えする言葉です。

今年もたくさんの皆さまとの出会いがあります。

お別れなんて、絶対にしたくありません。

でも、病気は確実に命を奪っていきます。

それならばせめて私たちにできることは、患者さまの苦痛を和らげて、穏やかな笑顔を取り戻していただくことです。

私たちにはそれが可能です。

安心して私たちにお任せくださいませ。

患者さまのことで少しでもお困りの時には、お気軽にご相談くださいませ。

メディちゃんの４コマまんが

ワンポイントスキルアップ講座

マウスポインタ―のサイズや色の変更（Windows 11）

普段使用しているマウスポインタ―ですが、好みに応じてサイズや色を変更することができます。
今回はWindows 11 でのマウスポインタ―についての設定をご紹介いたします。

マウスポインターのサイズを大きめに設定するメリットとしては、パソコンでマウスポインタ―を見失うことがなくなるのと（視認性アップ）、項目間での移動距離が短くなることでマウスでの作業時の負荷軽減につながるかと思います。

【設定画面を開く】
まずは「スタートメニュー」から「設定」をクリックします。

次に「アクセシビリティ」から「マウスポインタ―とタッチ」をクリックします。

マウスポインタ―のスタイルは４種類あります。左から順番に

初期設定の白、黒、反転（対象物と反転した色で表示）、最後は好きな色で設定ができます。

おすすめの色以外にも別の色も指定することが可能です。

また、サイズも最小１～最大１５まで変更することが可能です。

下記に「最小サイズ１」と「最大サイズ１５」を並べてみました。

「最大サイズ１５」だとかなり大きく感じます。どの大きさにするかはお好みで設定ください。

メディちゃんの「やわらか頭体操」