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「いったい何をしに来たんだ」

そんな激しい言葉でお出迎えのこともあります。

メディ在宅クリニック院長 髙橋 保正です。

「緩和ケアなんて私は受けない」

と思っている患者さまはたくさんいらっしゃいます。

「がんの治療を最後まで諦めたくない」

という強い気持ちで頑張って抗がん剤を続けてきたのに、ある日突然、先生から

「もう治療はないですよ」

と言われてしまう。

「なんで自分ばっかりこんな目にあうんだ。医者の診断が間違ってるのかもしれない。自分にはもっと良い治療があるはずだ」

それは末期がんと言われた患者さまの当然の心の動きです。

信頼する先生から見捨てられた気持ちになる患者さまがたくさんいらっしゃいます。

「もう病院での治療はないから、お家で緩和ケアでも受けてください」

と、そんな感じで紹介された私たちがお家に現れたら、やっぱり在宅緩和ケアは受け入れられないと思います。

冒頭のような激しい言葉が患者さまやご家族さまからの第一声のこともあるのです。

私はいつも初回訪問の時に、患者さま、ご家族さまの前に正座してお話を伺います。

どんな激しい言葉をいただいたとしても、まっすぐに患者さまの目を見つめながら、今、どんなお気持ちなのか、ご病気に対してどのようにご理解をされているのか、私たちのことをどのように受け止めていらっしゃるのかを確認します。

あらゆる想いをありのまま私たちにぶつけていただきます。

がんに対する、やるせない想いや治療がうまくいかなかった苛立ちを素直に私たちにぶつけてくださる方もいらっしゃいます。

「緩和ケアなんて受けないからな。諦めてないんだこっちは」

怒りでわなわな震えながら声を荒げる方がいらっしゃいます。

そんな時、私もしっかりと目を見つめながら静かにそして強くお伝えいたします。

残念ながら私もあきらめてないんです。

緩和ケアを諦めの治療だと思ったら大間違いです。

痛みを和らげて、体力を維持して、気持ちを上向きにする治療です。

私たちの目的は、日常生活をありのままに続けられるようにお手伝いをすることです。

元気でピンピンしている。

その状況を維持していくことが私たちの役割です。

寝たきりでいる必要はありません。

上手に痛みを和らげれば、お出かけもできますし、旅行もできます。

抗がん剤で落ちた体力が復活してくれば、もう一度抗がん剤のチャンスもあります。

病院の先生とはいつも必要なときには、私たちの方で連絡をして治療の相談をすることもできます。

ですから安心して緩和ケアを受けてください。

そうお伝えすると、少しずつ患者さま、ご家族さまのお顔は

「そうなんですか? 諦めなくていいんですね」

とほころんできます。

続けてもうひとつ追加でお話しします。

もし万が一、命の期限が近づいてきたとしても、決してつらい想いはさせません。

痛みを確実に和らげて、それでも気持ちがつらすぎるときには、気持ちが安定する治療も行なうことができます。

入院しなきゃできないと思われている治療は、ほぼ全てご自宅にいながら行なうことができます。

だから安心してお家で過ごしてください。

相手が命をおびやかす、がんという病気です。

いつ命を奪っていくか誰にもわかりません。

覚悟の気持ちは、ご本人さまにもご家族さまにも必要です。

でもこれは諦めとは違うのです。

いつ命の炎が消えても後悔しないように、覚悟の気持ちを持ちつつ、諦めずに1日1日を大切に過ごしていくということです。

ずっと正座してこんなお話を1時間以上かけてさせていただくので、元剣道部の私でもさすがに足先がじーんとしてきます。

立ち上がるときに、しびれた足先が変な方に向くこともありますが、気合いで歩かなくてはいけません。

それでも患者さま、ご家族さまが笑顔になってくださるととってもしあわせです。

在宅緩和ケア。

皆さまの想いをしっかりと受け止めながら、今日もメディちゃん号で出発です。

悲しい気持ちの患者さまがいらっしゃったら、私たちはすぐに飛んでいきますからね。


病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。

70代男性です。
先月から腹痛が激しくなり大学病院で検査したところ、がんが成長しているとのことでした。
そこで入院して抗がん剤治療を受けたところ副作用が出てきたので中止となりました。
特に最近痛みがひどくなり何にも手につきません。
軽い痛み止めの内服や座薬の痛み止めを使用していますが、効果がありません。
病気の回復は諦めましたが痛みの緩和だけでも何とかなりませんか。
先生のブログを拝見して連絡した次第です。

 

今回はメールをいただいて20分後には以下のようなお返事をお送りいたしました。

はじめまして。

メディ在宅クリニック院長 髙橋保正です。

ご相談どうもありがとうございます。

病院での外来通院を継続しながら私たちがご自宅に訪問して痛みの調整を行なうことは可能でございます。

ご依頼いただけましたらただちにご自宅にご訪問して診察をさせていただきます。

ご検討をよろしくお願い申し上げます。

こんなやりとりのあと、すぐにご訪問の約束をして、ご自宅にお伺いさせていただきました。

紹介状もまだお手元にない患者さまのお家にも早急に訪問して痛みの緩和を開始いたします。

当院ホームページのお問い合わせコーナーからいつでもご相談可能ですので、是非患者さまにもお知らせくださいね。

メディちゃんの4コマまんが



ワンポイントスキルアップ講座

Google Keepアプリでリマインダー機能を使用する方法

大事な仕事や作業などを忘れないために、あらかじめGoogleのリマインダー機能を設定しておけば、指定した日時にリマインダーを表示させることが出来ます。

Google Keepはパソコンやスマホ、タブレットなど様々な端末でご利用頂けますが、今回はスマホでアプリ版を使用し、指定した日時に通知する方法をご紹介いたします。

【動作環境】
Google KeepアプリはAndroidバージョン5.0以降、iOS12以降に対応しています。
(令和4年6月7日現在)お手元のスマホのバージョンをご確認ください。

最新情報の動作環境につきましては、こちらよりご確認をお願いいたします。
https://support.google.com/keep/answer/9050190?hl=ja&co=GENIE.Platform%3DAndroid&oco=0

【 指定した日時にリマインダーを表示する 】

1.スマホでGoogle Keepアプリをダウンロード後、アプリを開いて「+」マークをタップ、タイトルと内容を入力して新規メモを作成します。

2.右上にあるベルのマークをタップして、「日時を選択」からアラートする日時を設定後、保存をタップします。

3.指定された日時になると、先程作成したリマインダーがスマホの画面に表示されます。

忘れたくないタスクなどは設定しておくことで、うっかりミスを防ぐ事に役立ちます。

【 定期的に決まった日時・曜日で通知したい場合 】

定期的に同じ日時・曜日でリマインダーを表示させたい場合は、以下のように設定しておきます。

1.設定するメモを選択し、ベルのマークをタップします。

2.「日時を選択」をタップします。

3.「繰り返す」をタップした後、設定したい曜日や間隔を決めたのちに「保存」をタップします。

メディちゃんの「やわらか頭体操」





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