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子供だからといって特別扱いは致しません。

メディ在宅クリニック 院長 髙橋 保正です。

患者さまの中には、まだお子さまが小さい場合もたくさんあります。

まだまだ小さなお子さまがいる、子育て中の若いお母さんががんになることもあります。

がんと診断されたお母さまから、よく次のような質問を受けることがあります。

「子供にはどうやって伝えたらいいですか?伝えない方がいいですよね」

皆さま深刻です。

私も一緒に考えます。

でも、いつも私の中で答えは決まっています。

子供たちを特別扱いしないこと。

大人たちと同じように、一緒にお話をしてママが頑張っていることを伝えることにしています。

そんな無茶な、というご意見もあるかもしれません。

でも私はもし子供たちが残されてしまった時、「なぜ教えてくれなかったのか」「あの時、話を聞いていればもっと出来ることがあったかもしれない」と思いながら、これからの人生を生きていくことが、とっても切ないと思うから。

ありのままのお母さまの頑張りを、病気のことを子供たちに伝えるようにしています。

とある小学生の男の子。

ママが大好きでいつもママのそばを離れません。

ママが手術を受ける前から、ママの病気のことをきちんと伝えます。

これからずっとママのことを私も守っていくこと、男の子にもママを守って欲しいことを伝えます。

男の子と約束の握手をしてから10年。

ママも元気に過ごしています。

でも、がんの再発が見つかりました。

がんによる痛みも出てきました。

もしかしたら命も限られて来るかもしれない。

男の子は、高校を卒業して就職しましたが、なんとなく職場に足が向かず、退職。

お家でゲームばっかりしてるとのことでママはお悩み中。

でも、男の子のために、ママは毎日お仕事に向かいます。

そんな状況の中、またママと一緒に男の子が外来にやってきました。

すっかり背が高くなって立派な大人になった男の子。

「おっ、また身長伸びたね。カッコいいね」と、そんな感じでお話を始めます。

「最近ママはどう?」

「ちょっとつらそうな時があるかな。でもいっつも怒ってばっかり」

「そりゃそうだよ。働かないでゲームばっかりやってんだから。ご飯も人一倍食べるんですよ。まったく食費ばっかりかかっちゃう」と、男の子の発言にすかさずママの攻撃。

ちょっとママの身体の中を見てみようかと、CTの画像を見せながら説明を始めます。

ほら、これがママの身体の縦切りと輪切り。

ここにがんという病気があって、腕に近いところにリンパが腫れてるから手が痺れやすい。

肺の中にもしこりがあるから、息苦しい時もあるかもしれない。

今は大丈夫だけど、がんは悪いやつだからママの命を狙って来るかもしれない。

僕たちもママを守るために一生懸命頑張るから、ママのためにできることを一緒に考えて欲しい。

急にママがいなくなることがあるかもしれない。

その時に、あれをしておけば良かった。

もっとママを大切にすれば良かった。

と悔やまないようにしてほしい。

僕たちは諦めてるんじゃない。

一緒にママを支えて欲しいの。

今日からできることを一緒に考えようね。

困った時はいつでも相談してね。

男の子は、「わかった。ありがとうございます」といつも通りの可愛い笑顔をまた見せてくれました。

その後、ママからメールをいただきました。

男の子はお家に帰ってからママにこう言ったそうです。

「ママ、あきらめないで長生きして。いつも弱音を吐かないママはすごいね。いつも俺がそばにいるからね」

いつまでも子供だと思ったら大間違いです。

子供たちは日々成長していきます。

大切なのは子供扱いしないこと。

特別扱いせず、大人と同じ目線でしっかりとお話をすればきっと分かってくれます。

「子供にはなんて伝えたら良いですか」

その質問には、「一緒に連れてきてあげてください。しっかりお話しますからね」と、そう答えるようにしています。


病院医師・看護師・連携室職員のみなさまからよくある質問にお答えします。

義理の弟に膵臓癌が最近見つかり、肺と肝臓に転移してしまい、腹水がたまり、ステージ4の診断を受けました。
来週から化学療法が始まりますが、弟はそれを受けるか、自宅で緩和ケアを受けるか迷っております。
義弟は抗がん剤の投与を拒否しております。
そのような患者でも、貴クリニックでは、受け入れてくださいますでしょうか。

 

ご相談どうもありがとうございます。

答えは一つではありません。

通院で抗がん剤治療を受けながら、ご自宅で在宅医療により腹水を減らす治療や、栄養の点滴を行なう。

この二本柱が良いと思います。

決して諦める必要はありません。

少しでも状況を改善できるように、病院の先生とともにご一緒に在宅医療を担当させて頂くことが可能です。

病院の先生にも24時間体制の在宅緩和ケアも併用したいのですが…と相談してみてくださいませ。

抗がん剤を受けるか受けないかは、ご本人さまの思いを尊重いたします。

がんに伴う悲しいお気持ちやお身体のつらさなどを解決するのが私たちの役目です。

ご遠慮なくお声がけくださいませ。

応援しています!

メディちゃんの4コマまんが



ワンポイントスキルアップ講座

先頭に0を入れても省略されない方法

Excelで「0」から始まる数値を入力しても「0」が省略されてしまうことがあります。

A3セル~A5セルに「001」「002」「003」と入力したところ、「1」「2」「3」と00が省略されてしまいました。

これは、「数値の書式設定」がすべて、「標準」になっているからです。

スキルアップ画像①2110.png
スキルアップ画像①2110.png

Excelでは、表計算ソフトとしての機能として、すぐに数値を計算できる設定になっていて、セルの設定は「標準」になっています。

0を表示させたい場合は、この数値の書式設定を「文字列」へ変更することにより、0を表示させることができます。

①文字列にしたいセルを範囲指定します。今回は、C3~C5セルを範囲指定します。
②ホーム」タブにある「標準」と表示されている選択ボタンをクリックします。
③「文字列」を選択します。

スキルアップ画像②2110
スキルアップ画像②2110

C3~C5セルの書式設定が「文字列」となりましたので、C3~C5セルに「001」「002」「003」と入力すると正しく入力されました。

スキルアップ画像③2110
スキルアップ画像③2110

なお、「ポストロフィ」を先頭に入力すると、文字列として数字を表示することもできます。 
例 入力 `001  表示 001

メディちゃんの「やわらか頭体操」





クイズ制作 かみふじこうじ

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